心理学基礎用語ナビ

エンカウンターグループ/encounter group

エンカウンターの訳は「出会い」です。
エンカウンターグループでは、日常の生活からかけ離れた場所で数日に渡って合宿をするのですが、そこにはクライアント10名前後と促進者であるファシリテーターが1〜2名が参加します。
いわゆる集団的グループ体験による心理療法であり、アメリカの心理臨床家のカール・ロジャースが創始したカウンセリングの1つです。・

 

この合宿が行われる場所では、数時間に渡るセッションを何回か行います。
このセッションは車座になって畳の部屋で開催されることがほとんどです。
このセッションでは、グループで思ったことを素直に話し合っていきます。進行はファシリテーターが行います。

 

このエンカウンターグループには、個人の自己開発を促したり、対人関係の問題を改善したり、自己の成長を促進するなどの目的があります。

 

とりわけ1960年代頃のアメリカは、産業社会に切り替わる時期であったため、人間性が疎外されることが多く、人間らしく生きるということが無視されていました。
このようなことを背景にして、このエンカウンターグループやTグループ、ゲシュタルトグループや感受性訓練などの集中的グループ体験が多く行われていました。