心理学基礎用語ナビ

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心理学基礎用語ナビでは、心理学でよく使われる基礎用語を解説しています。
心理学ではさまざまな用語が用いられますが、その中でも基礎中の基礎だけを掲載していますので、
心理学を学ぼうと志している人や、心理学は全く知らない方にも役立つでしょう。
ぜひご活用くださいね。

社会に求められるカウンセラー

ストレスや悩みを抱えている人が非常に多い現代。多様化した価値観の中で、選択肢が非常に増え、自由に人生を選べる状況下に置かれている現代人の多くが自身の生き方や自分を表現する術にかえって困惑しているようです。自分らしく生きようにも、それができないと悩んでいる人も少なくありません。

 

学校や会社といった集団の中においては、なかなか単独行動をできる人はいないと思います。少数派になってしまうよりかは、孤立しないために自分の意見を多少殺してでも多数派に属していたほうが安心だと考える人は多いはずです。例えクラスメートや同僚がいじめを受けていたとしても、助けてあげたい気持ちがあっても、助けることによって自分が被る被害の方が先に頭に浮かんでしまって行動に移せないこともあります。心の奥底では放っておいてはいけないという気持ちがあるのに、見なかったふりをしていた方が楽だし、自分が孤立したら嫌だと思ったりすることもあるでしょう。それでも、自分らしさや自分の個性を出したいと思う欲求がわいて来ることもあります。こんな時、心の中に葛藤が生まれ、心的な症状が引き起こされます。

 

どんな人でも自分らしさを押し殺さずに、何のストレスも感じることなく人間関係を築いていけたらと願っていると思います。しかし、全ての人から好かれる人は存在しないように、楽な人間関係ばかりではないということは多くの人が気付いています。日常生活を送る上で、時折気分が落ち込んでしまったり、なかなかやる気がわいてこなかったり、何となく心が不調だったり、不安や悩みでいっぱいになる人も多いでしょう。

 

このような不安や悩み、心のもやもやを何とか解決するために、人は誰かにすがりつきたくなる時があります。誰かに聞いて欲しい、誰かに助けて欲しい、誰かに力を借りたい。そんな時に、専門性の高いカウンセラーが身近にいたら安心できるかもしれません。

 

側に信頼できるカウンセラーがいたら、どれだけ心の支えになることでしょうか。どうにもならないような悩みを抱えている人がいるとして、一人で悩んでいるよりもそのカウンセラーにただ話を聞いてもらえたらきっと少しは心の重荷が軽くなることでしょう。

 

カウンセラーは話を聞く専門家です。自分がどれだけ弱音を吐いても、愚痴を吐いても、自分のことを理解しようとしてくれる相手が存在するだけで心が軽くなり、前向きになれると思います。

 

毎日ストレスを溜め込んでしまうことから避けることができたら、毎日安心して、生き生きと生きていくことができそうです。このような心のよりどころはとても大切です。

 

しかしながら、悩みを抱えている人のほとんどが心のよりどころを持っていません。そこで現在、カウンセラーに注目が集まっているのです。

 

カウンセラーはプロですから、しっかりとクライアントの話に耳を傾け、話を理解しなくてはなりません。決して友人ではなく、理解力を持ち合わせた専門家でなければカウンセラーの職務が果たせたとは言えません。

 

心理カウンセラーは心に闇のある人や悩んでいる人を専門的な知識をもって援助していくのが仕事ですが、数年前までは大学の相談室や病院の精神科などにしか存在していませんでした。

 

現代は悩みを抱えている人が多く、カウンセリングを求めている人が急増していますので、悩みに適応できる優秀なカウンセラーが今とても求められています。